公共工事の入札に参加、受注するまでの流れ【建設業許可の次は経営事項審査】
2022/01/14
こんにちは。
行政書士の岩田です。
この記事では、
- 建設業許可を取ったし、これからは公共工事の受注もしていきたい!
- 役所の建物の工事をやってたりするけど、どこから取ってるんだろう?
- どうすれば公共工事を請けれるの?
このような悩みがある方に向けて解説しています。
- 公共工事を受注するまでの流れ
- 建設業許可の取得
- 経営事項審査申請
- 入札参加資格審査申請
- 入札
- まとめ
上記の流れで説明しています。
これから公共工事の受注もしていきたい!入札に参加していきたい!
と考えている方は是非この記事を参考にしてください。
公共工事を受注するまでの流れ
まず公共工事を元請として受注するには、
- 建設業許可を取得する
- 経営事項審査を受ける
- 各自治体に入札参加資格申請をする
- 入札
上記の流れとなります。
公共工事といってもとても幅広いです。
- 信号機の移設工事
- 小学校の改修工事
- 公園の整備工事
- 消防署の空調工事
- 交番の新築工事
- 学校プールの改装工事
- 駅の駐輪場設置工事
- 市営住宅の外壁改修工事
など
大規模な道路工事以外にも様々なものがあります。
建設業許可の取得
公共工事を受注するためには建設業許可を取らないといけません。
建設業許可をまだ取得していない場合は、こちらの記事をご覧ください。
経営事項審査申請
経営事項審査の申請をします。
経営事項審査までのスケジュールはかなりタイトなものとなっています。
計画的に進めることが大事です。
入札参加資格審査申請
入札参加資格審査の申請をします。
これは面倒なんですが、各自治体にそれぞれ申請しないといけません。
さらに自治体により、申請期間・申請方法・有効期間などが違います。
A県の入札参加資格申請をしたなら、A県が発注する工事にしか入札できません。
A県のA市が発注する工事に入札するには、A市にも入札参加資格申請をしないとなりません。
考え方を変えれば、どこの自治体の工事にも入札できるという事です。
入札
入札といっても色々な種類の入札方法があります。
- 一般競争入札
- 公募型指名競争入札
- 指名競争入札
- 随意契約
- 直接入札
- 工事希望方競争入札
など
どのような入札予定の工事があるのかを探し、
入札説明会に参加し、
必要書類を準備し、
入札後、落札できたら契約となります。
ここまで文字で簡単に書きましたが、実際は簡単ではありません。
まとめ
公共工事の契約までの流れはわかりましたか?
まずは建設業許可を取得し、経営事項審査を受ける所からです。
もし、公共工事を受注していきたいとお考えなら、お問い合わせください。
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