建設業許可を取るべき理由とは?メリットを徹底解説!

建設業許可を取るべき理由とは?メリットを徹底解説!

2024/06/10

行政書士とんぼの事務所(静岡県建設業許可.com)

建設業界で事業を営むにあたって、建設業許可の取得は避けて通れない重要なステップです。しかし、建設業許可を取得する理由やそのメリットについて具体的に理解している方は意外と少ないかもしれません。この記事では、建設業許可を取るべき理由やそのメリットについて詳しく解説します。許可取得の要件や許可を取得する際の手続きについても紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。


建設業許可とは何か?

建設業許可とは、一定の要件を満たした建設業者が国または都道府県から受ける許可のことを指します。この許可を取得することで、一定規模以上の建設工事を請け負うことが可能となります。建設業法によって、建設業を営む際には必ず許可が必要とされており、無許可での営業は法律違反となります。


建設業許可の基本概念

建設業許可は、建設業法に基づき、一定の基準を満たした企業が取得できるものです。この許可を受けることで、公共工事や大規模な民間工事を請け負うことが可能になります。また、許可を持つことで企業の信頼性が向上し、取引先や顧客からの評価も高まるため、ビジネスの幅が広がります。


建設業許可の種類

建設業許可には「特定建設業許可」と「一般建設業許可」の2種類があります。特定建設業許可は、元請けとして大規模な工事を行うための許可で、より厳しい要件が課されます。一方、一般建設業許可は、下請けや小規模な工事を行うための許可です。それぞれの許可には、さらに専門工事ごとの許可区分があり、業種ごとに許可を取得する必要があります。



建設業許可を取るべき理由

建設業許可を取得することには多くの理由があり、それぞれが企業の運営や成長にとって重要な意味を持っています。以下に、建設業許可を取るべき主な理由を解説します。


法的な要件と罰則

建設業法により、一定規模以上の建設工事を請け負うためには必ず建設業許可が必要です。無許可での営業は法律違反となり、罰則として罰金や営業停止などの厳しい処分を受ける可能性があります。また、無許可営業が発覚すると、取引先や顧客からの信頼を失い、企業の信用が大きく損なわれることになります。


信頼性の向上とビジネスチャンス

建設業許可を取得することで、企業の信頼性が向上します。許可を持つことは、企業が一定の基準を満たしている証明となり、取引先や顧客からの信頼を得ることができます。これにより、新たなビジネスチャンスが広がり、公共工事や大規模な民間工事の入札にも参加できるようになります。結果として、売上や利益の増加が期待できます。



建設業許可を取るメリット

建設業許可を取得することには、法的な必要性だけでなく、企業の成長や競争力向上に繋がる多くのメリットがあります。以下に、その主要なメリットを紹介します。


入札参加の機会増加

建設業許可を取得することで、公共工事や大規模な民間工事の入札に参加することが可能になります。特に公共工事の入札は、許可がなければ参加できない場合が多いため、許可を持つことは事業拡大の重要な鍵となります。公共工事は安定した収入源となるため、企業の財政基盤を強化することができます。


融資の可能性拡大

建設業許可を持つことで、金融機関からの信用が高まり、融資を受けやすくなります。特に大規模な工事を請け負う際には、多額の資金が必要となるため、融資の可否は重要な要素です。許可を持つことで、金融機関からの信頼性が向上し、必要な資金を確保しやすくなります。


顧客からの信頼向上

建設業許可は、企業が一定の基準を満たしていることを示すものです。そのため、顧客からの信頼を得ることができ、取引の際にも有利に働きます。特に新規顧客との取引において、許可の有無は重要な判断材料となるため、信頼性を高めるためにも許可取得は欠かせません。



建設業許可を取得するための要件

建設業許可を取得するには、いくつかの重要な要件を満たす必要があります。これらの要件は、企業の信頼性と能力を証明するために設けられています。以下に、主要な要件を詳しく説明します。


経営業務の管理責任者

建設業許可を取得するためには、経営業務の管理責任者が必要です。この管理責任者は、法人の場合は常勤の役員、個人事業の場合は事業主本人や支配人が該当します。経営業務の管理責任者は、過去に一定期間以上の経営経験を持っていることが求められます。具体的には、法人の役員や個人事業主として5年以上の実務経験が必要です。


専任技術者の設置

専任技術者は、営業所ごとに設置する必要があります。この技術者は、受けようとしている許可に関連する専門的な知識や経験を持つ人物であることが求められます。専任技術者の資格としては、建設業に関する国家資格を持っているか、一定期間以上の実務経験を有していることが必要です。


誠実性の証明

建設業許可を取得するためには、法人やその役員、支店長、営業所長、または個人事業主や支配人が請負契約に関して誠実であることを証明しなければなりません。過去に建設業法違反やその他の法令違反がないことが条件となります。この証明ができることで、取引先や顧客からの信頼を得やすくなります。


財産的基礎または金銭的信用の証明

建設業許可を取得するには、請負契約を履行できる財産的基礎または金銭的信用があることも求められます。これは、企業が安定した経営基盤を持っていることを示すための重要な要素です。一般許可と特定許可で具体的な要件が異なりますが、通常は一定額以上の資本金や自己資本を保有していることが必要です。


欠格要件に該当しないこと

建設業許可を取得するためには、欠格要件に該当しないことが求められます。欠格要件とは、過去に重大な法令違反があったり、反社会的勢力との関わりがある場合などを指します。これらの条件を満たしていない場合、許可を取得することはできません。



静岡県建設業許可.comが提供するサポート

建設業許可の取得には多くの書類を準備し、複雑な手続きを経る必要があります。当事務所では、これらの手続きをスムーズに進めるためのサポートを提供しています。


無料診断サービス

まず、当事務所では、建設業許可要件に該当するかどうかの無料診断サービスを行っています。この診断により、申請者が許可を取得できる可能性を事前に把握することができます。無料診断を利用することで、自分で調査する手間を省き、専門家のアドバイスを受けることができるため、スムーズに申請手続きを進めることが可能です。


書類収集の代行

建設業許可の申請には多くの書類が必要ですが、当事務所では、その書類収集を代行しています。例えば、法人の場合は定款や資格の合格証、工事の注文書や契約書、経営業務管理責任者の保険証などが必要です。個人事業の場合は、確定申告書や工事の注文書、資格の合格証、保険証などを準備しなければなりません。これらの書類を揃えるのは大変な作業ですが、代行サービスを利用することで、手間を大幅に削減できます。


許可取得後のフォロー

建設業許可を取得した後も、当事務所では毎年のフォローを提供しています。許可を維持するためには、定期的な報告や更新手続きが必要です。これらの手続きを確実に行うことで、許可の更新がスムーズに進み、事業の継続に支障が出ないようサポートします。長期的なフォローを提供することで、安心して事業を運営することができます。



まとめ

建設業許可の取得は、建設業を営む企業にとって重要なステップです。許可を取得することで、法的要件を満たし、信頼性を高め、ビジネスチャンスを広げることができます。また、公共工事や大規模な工事の入札に参加するためには欠かせない条件です。さらに、融資の可能性を広げ、顧客からの信頼を向上させることもできます。 静岡県建設業許可.comでは、無料診断サービスや書類収集の代行、許可取得後のフォローなど、包括的なサポートを提供しています。これにより、許可取得の手続きがスムーズになり、事業の継続が確実に行えるようになります。建設業許可の取得を検討している企業は、ぜひこれらのサービスを活用し、安心して事業を運営してください。

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