建設塗装工事に従事する技能者のレベル判定基準(建設キャリアアップシステム)3分でわかります。
2021/05/27
こんにちは。
行政書士の岩田です。
この記事では建設塗装工事に従事し、建設キャリアアップシステムに
・塗装工
・吹付塗装工
・橋りょう塗装工
・防水工
・塗膜防水工
・シーリング防水工
・ウレタン防水工
・ダクト工
・塗装工(空気調和設備)
・保温工
・耐火被覆工
として登録している方が、レベル判定を受けるための基準を説明しています。
※左官「外壁仕上工」として登録している方は、建設塗装工事に従事している場合は、レベル判定の対象になります。
レベルの判定は、
- 就業日数
- 保有資格
- 班長・職長としての就業日数
上記の3つで判断されます。
※就業日数は、一番古い資格の取得日から今日までの日数です。
班長・職長としての就業日数は、職長などの資格取得日から今日までの日数です。
建設キャリアアップシステムに登録したばかりの人は、まだレベル判定を受けていないのでレベルは1です。
- レベル2の基準
- レベル3の基準
- レベル4の基準
上記の順番で説明しています。
レベル2の基準
就業日数
就業日数が645日(3年)以上であること
保有資格
- 2級建築塗装作業技能士
- 2級鋼橋塗装作業技能士
- 甲種危険物取扱者
- 乙種危険物取扱者
- 有機溶剤作業主任者技能講習
- 高所作業運転技能講習
- 玉掛け技能講習
- 小型移動式クレーン運転技能講習
- 足場の組立て等作業主任者技能講習
- 酸素欠乏危険作業主任者技能講習
- 酸素欠乏・硫化水素危険作業主任者技能講習
- 特定化学物質等作業主任者技能講習
- 鉛作業主任者技能講習
- 四アルキル鉛等作業主任者技能講習
- 特定化学物質及び四アルキル鉛等作業主任者技能講習
- 石綿作業主任者技能講習
上記の資格をどれか1つ持っていること
レベル3の基準
就業日数
就業日数が1505日(7年)以上であること
保有資格
- 1級建築塗装作業技能士
- 1級鋼橋塗装作業技能士
- 2級建築施工管理技士
- 2級土木施工管理技士
上記資格をどれか1つ持っていて、職長、安全衛生責任者教育を受けていること
レベル2の資格を持っていること
職長または班長としての就業日数
215日(1年)以上あること
レベル4の基準
就業日数
就業日数が2150日(10年)以上であること
保有資格
- 登録建設塗装基幹技能者
- 優秀施工者国土交通大臣顕彰
- 1級建築施工管理技士
- 1級土木施工管理技士
- 建築仕上げ改修施工管理技士
上記の資格どれか1つと、レベル3の資格を持っていること
職長としての就業日数
645日(3年)以上あること
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行政書士とんぼの事務所
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