こんにちは。

行政書士の岩田です。

静岡県の経営事項審査を受ける方にとっては大きなニュースです。

令和3年4月から、提示する書類が少なくなりました！

• 総勘定元帳
• 工事契約書
• 技術職員の確認書類
• 技術職員の資格書類
• 保険加入を証明する書類

上記の書類が少なくなりました。

総勘定元帳

今まで

総勘定元帳の原本を、原則全ページ持参

4月以降

総勘定元帳のコピーでOKになりました。

この内、売り上げの内訳がわかる部分（全ページ）

消費税の最終精算がわかる部分（仮受消費税、仮払消費税等の最終ページなど）

工事契約書

今まで

業種ごと元請・下請を問わず、金額の大きいものから順に上位10件

4月以降

業種ごと元請・下請を問わず、金額の大きいものから順に上位3件

技術職員の確認書類

今まで

健康保険・厚生年金保険加入確認書類

雇用保険加入確認書類

6ヶ月超の支払いが確認できる、源泉徴収簿や賃金台帳

4月以降

健康保険・厚生年金保険加入確認書類

雇用保険加入確認書類

4月以降からは、6ヶ月超の支払いが確認できる、源泉徴収簿や賃金台帳が不要になりました。

技術職員の資格書類

今まで

技術職員名簿に掲載されている技術者全員の資格証

4月以降

昨年度以前の経営事項審査で、既に資格の確認がされている資格は再提示が不要になりました。

保険加入を証明する書類

今まで

雇用保険の確認書類（原本）

健康保険・厚生年金保険の確認書類（原本）

法定外労働災害補償制度加入書類（原本）＋申告書、領収書（原本）

4月以降

雇用保険の確認書類（コピー）

健康保険・厚生年金保険の確認書類（コピー）

法定外労働災害補償制度加入書類（原本）＋申告書、領収書（コピー）

まとめ

これから電子申請に対応していくように、オンライン化に適さない書類は不要にしていく方向にあるようです。

特に源泉徴収簿や賃金台帳の提示が不要になったのはかなり大きいと思います。

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