建設業許可申請では身分証明書が必要です。

よく身分証明書は運転免許証でいいですか？と最初に聞かれます。

ですが、建設業許可申請時に必要な身分証明書とは、普段の生活で使っている運転免許証やパスポートなどではありません。

この記事を読むことによって、身分証明書とは何なのかがわかります。

1. 身分証明書とは？
2. どこで取れるの？
3. まとめ

上記の順番で説明していきます。是非この記事を参考にしてください。

身分証明書とは？

身分証明書とは、市区町村が発行する身分証明書という書類です。

この身分証明書には、

「この書類に書いてある人は、破産したり、成年後見人の登記をされている人ではありませんよ」ということが書いてあります。

建設業許可では、破産者で復権を得ないもの、成年後見人は欠格要件に該当するので許可を受けられません。

この身分証明書を提出することによって欠格要件にはあたらないということを証明します。

どこで取れるの？

身分証明書は、本籍地のある市区町村役場に請求すると発行してもらえます。

本籍地がわからない場合は住民票で確認しましょう。

マイナンバーカードがあれば、コンビニで住民票が取れます。

住民票について

身分証明書の発行を請求するには

• 本籍地
• 筆頭者
• 発行手数料

が必要です。

静岡市の場合は戸籍証明交付請求書で請求します。

住民票の場合は住民票の写し等交付請求書です。

書いてある内容が少し違うので注意してください。

Q&A

Q.静岡市に住んでます。本籍地が神奈川県です。取りに行かないとダメですか？

A.身分証明書は郵送でも請求できます。

手数料分を郵便局で定額小為替を購入し、返信用封筒等と同封して郵送請求しましょう。

• 身分証明書の請求書
• 申請する人の本人確認書類（運転免許証など）
• 手数料分の定額小為替
• 切手を貼った返信用封筒

以上を同封して郵送請求できます。

まとめ

身分証明書が何なのかがわかりましたか？

建設業許可の申請では、個人の場合はその人の身分証明書が、法人の場合は役員全員の身分証明書が必要です。

注意するポイントは、有効期間が発行してから３ヶ月です。

他県に本籍地があるから郵送で請求しようと思っていたけどすっかり忘れていた！

残高証明書の有効期間が残高日から１ヶ月だから、身分証明書を郵送請求していたらもうすぐ切れちゃう。

また発行してもらわないと...

こうなってしまう可能性もあるので有効期間には注意してください。

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